平本蓮選手のドーピング疑惑で話題のSARMs(サームズ)の効果と副作用!ステロイドと同じ?バレる?

筋トレ・筋力増強

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美メモ編集部

SARMs(サームズ)は、アナボリックステロイドに似た効果を持ちながら副作用が少ないとされるため、ドーピング問題としても話題。格闘家の平本蓮選手に関する使用疑惑も浮上中ですが具体的な効果、リスク、そして検出方法などについて詳しく解説します

SARMs(サームズ)は、近年スポーツ界やフィットネス業界で注目されるようになった、選択的アンドロゲン受容体モジュレーターで、筋肉増強や脂肪減少効果が期待されています。

しかし、これらの物質はアナボリックステロイドと同様の効果を持つ一方で、副作用が少ないとされるため、ドーピングとしても問題視されています。

格闘家の平本蓮選手がSARMs LGD-3303を使用しているのではないか?という疑惑も浮上していますが、現時点では確固たる証拠はなく、疑惑が憶測に過ぎない可能性もあります。

この記事では、SARMsがもたらす具体的な効果やリスク、そしてそれがスポーツ界に与える影響について詳しく解説します。

また、SARMsの使用に関する倫理的な問題や、それを使用することで生じる心理的な変化についても考察します。最後に、ドーピング検査におけるSARMsの検出リスクや、使用者を見抜くためのサインについても触れています。

なお、この記事では平本蓮選手に関する疑惑についても言及していますが、公式な情報がない限り、これらの疑惑を広めることは不適切です。

ここでは、SARMs(サームズ)について医学的に詳しく解説したいと思います。

興味がある方は是非参考にしてみてください。

↓SARMs(サームズ)の効果は?

SARMs(サームズ)の効果は?具体的にはどのような変化がある?

SARMs(サームズ)は、選択的アンドロゲン受容体モジュレーターの略で、筋肉や骨の成長を促進する効果がある一方で従来のアナボリックステロイドに比べて副作用が少ないとされています。

SARMsは、筋肉のアンドロゲン受容体に選択的に作用し、特定の組織でのみアンドロゲン様の効果を発揮するため、筋肉増強や骨密度の改善を目指して使用されることがあります。

SARMsを使用したらこうなる!具体的な効果と変化

筋肉量の増加

SARMsは筋肉のアンドロゲン受容体に結合して作用し、タンパク質合成を促進することで筋肉量の増加をもたらします。これは、特に筋力トレーニングを行っている人々にとって有益です。短期間で顕著な筋肉の成長が見られることが多く、特に筋肉の硬さやサイズの増加が顕著になります。

体脂肪の減少

一部のSARMsは、脂肪の分解を促進し、体脂肪の減少を助ける効果があります。これにより、より引き締まった体型が得られる可能性があります。

骨密度の改善

骨のアンドロゲン受容体にも作用するため、骨密度を増加させ、骨折のリスクを軽減する効果が期待されます。これは特に高齢者や骨粗鬆症のリスクがある人にとって有益です。

持久力と回復力の向上

SARMsは、筋肉の回復力を向上させ、トレーニング後のリカバリーを早めることが報告されています。また、持久力が向上し、より長時間のトレーニングが可能になるとされています。

副作用の軽減

従来のアナボリックステロイドに比べて、副作用が少ないとされている点がSARMsの大きな特徴です。特に、前立腺や肝臓への影響が少ないとされていますが、完全にリスクがないわけではありません。

★具体的な変化の例
・筋肉のサイズと硬さが短期間で増加する
・体脂肪が減少し、より明確な筋肉の輪郭が現れる
・トレーニング後の筋肉痛が軽減され、リカバリーが速くなる
・骨折のリスクが軽減され、骨密度が改善する可能性

SARMsの使用には、長期的な健康リスクがまだ十分に理解されておらず、研究が進んでいない部分もあります。また、使用はドーピングとみなされ、
多くのスポーツ競技で禁止されています。

さらに、副作用としてホルモンバランスの乱れや心血管リスクが指摘されており、慎重な使用が求められます。

以上がSARMsの効果とそれによる具体的な変化です。

ただし、使用を検討する際は必ず専門家に相談し、適切なガイダンスを受けることが重要です。

SARMs(サームズ)の心理面や精神面での効果は?

もしもSARMs(サームズ)を使って試合に臨んだ場合にどのような変化があるのか?という事ですが、格闘技の試合においていくつかの心理的および行動的な変化が起こる可能性があります。

以下にその具体的な影響について説明します。

攻撃性の増加

SARMsがアンドロゲン受容体に作用することにより、アグレッシブな行動や攻撃性が増加する可能性があります。これは、アナボリックステロイドでよく見られる副作用と類似しており、ホルモンバランスの変化が心理的な影響を引き起こすことが背景にあります。

格闘技の試合では、これにより選手が通常よりも積極的に攻撃を仕掛けるようになることがあります。攻撃的な戦術が顕著になることで、試合中のパフォーマンスが変化する可能性があります。

自信の向上と不安感の軽減

SARMsの使用は、体力や筋力の向上をもたらすため、これが選手の自己効力感や自信の向上に繋がることがあります。特に、身体的なパフォーマンスが向上すると、選手は精神的にも強化され、試合中の不安感が軽減される可能性があります。

ただし、これは一時的な効果であり、使用を中止した後に逆に自信が低下したり、不安感が増加するリスクもあります。

集中力の向上

筋力の向上や体力の改善により、試合中の集中力が高まる可能性があります。これは、身体的な疲労が少なくなることで、精神的な集中力が持続しやすくなるためです。集中力が増すことで、試合中の戦術的な判断がより迅速かつ効果的になるかもしれません。

リスク管理の変化

SARMsの使用により、選手がリスクを取りやすくなる可能性があります。自信の向上や攻撃性の増加に伴い、選手は通常よりもリスクを取る行動を選択しやすくなることが考えられます。

これは試合において攻撃的なスタイルを促進し、観客にとってはエキサイティングな展開をもたらすことがありますが、選手にとっては戦術的な失敗や怪我のリスクも増加する可能性があります。

SARMsの使用は、格闘技の試合において、選手の心理的および行動的な側面に多大な影響を与える可能性があります。

攻撃性の増加、自信の向上、不安感の軽減など、これらの効果は選手のパフォーマンスを変化させる可能性がありますが、同時に倫理的な問題や長期的な健康リスクも伴います。

そのため、SARMsの使用には慎重な判断が必要です。

SARMs(サームズ)って尿検査でやっているのが分かる?確率は?どうやったら陽性ってバレる?

 

SARMs(サームズ)は、尿検査で検出される可能性がありますが、その検出確率や方法は、いくつかの要因に依存します。

検出方法

SARMsは通常のスポーツドーピング検査で使用される標準的な検査に加えて、特別な検査手法が必要です。これは、SARMsが特定の受容体に選択的に作用するため、従来のアナボリックステロイド検出用のテストでは検出されないことがあるからです。

しかし、スポーツの統括機関、特にWADA(世界アンチドーピング機構)では、SARMsの検出に特化したテストが開発されています。これには、質量分析法(LC-MS/MS)などの高度な検査技術が使用されます。

検出期間

SARMsの種類や使用量、代謝率によって、体内にどのくらいの期間残るかが異なります。これは、使用後の時間が長くなるほど、尿中での検出が難しくなるため、検査時期も検出率に影響します。

ドーピングがバレる確率

適切な検査手法が用いられれば、SARMsを使用していた場合、検出される可能性は非常に高いです。

しかし、SARMsは様々な種類があり、それぞれ異なる代謝物を持つため、すべての種類を網羅する検査が行われていなければ、検出を逃れる可能性も十分あります。

陽性がバレる方法

SARMsの使用が陽性と判定されるのは、尿中に特定の代謝物が検出された場合です。この代謝物は、使用されたSARMsの種類により異なり、検出されると、陽性として結果が報告されます。

また、検査の前にクリアランス期間を設けずに使用を続けた場合、より高確率で検出されます。

しかし、慣れている人は検出されないようにクリアランス期間を設けて使うように指示します。ですので、使っているのに陰性になる場合も高いです。

格闘家やボディビルダーがSARMs(サームズ)をやっているのを見抜く方法

SARMsを使用しているかを見抜くことは、確実ではありませんが、いくつかの兆候変化を観察することで推測できる場合があります。

ただし、これらの兆候は他の要因(例えば、厳しいトレーニング、食事の改善、その他のサプリメントの使用)によっても引き起こされる可能性があるため、必ずしもSARMsの使用を確定できるわけではありません。

筋肉量の急激な増加

SARMsの主な効果の一つは筋肉増強です。短期間で筋肉量が急激に増加し、体脂肪が減少している場合、これはSARMs使用の可能性があります。特に、トレーニング経験が豊富なアスリートが短期間で著しい変化を見せた場合、自然な成長ではなく外的な要因が疑われることがあります。

体脂肪の顕著な減少

SARMsは筋肉を増強しながら脂肪を減少させる特性があります。特に腹部や下半身の脂肪が急激に減少している場合、これもSARMsの使用を示唆する兆候です。

攻撃性や感情の不安定さ

SARMsがホルモンバランスに影響を与えるため、使用者が通常よりも攻撃的になったり、感情の起伏が激しくなることがあります。これらの心理的な変化は、特に以前は穏やかだった人に突然見られる場合、異常なホルモンバランスを疑わせる要因となるかもしれません。

リカバリータイムの短縮

SARMsを使用すると、トレーニング後のリカバリータイムが短縮されることがあります。これは、通常よりも頻繁かつ激しいトレーニングを行いながらも、疲労の兆候が少ないことを示す場合があります。

副作用の兆候

一部のSARMs使用者は、肝臓や腎臓の問題、ホルモンバランスの乱れによるニキビの増加、脱毛、性欲の変動などの副作用を経験することがあります。これらの兆候が見られる場合、SARMsの使用を示唆する可能性があります。

パフォーマンスの不自然な向上

スポーツや格闘技などで、特定の選手が短期間で劇的にパフォーマンスを向上させた場合、SARMsの使用を疑う声が上がることがあります。自然なトレーニングだけでは得られにくい成果が現れる場合、その背景に外的要因があるかもしれません。

身体的な特異な変化

筋肉の密度が増し、皮膚の薄さが目立つ場合や、血管が非常に浮き出て見える場合、これは筋肉量の急激な増加と関連していることがあり、SARMsの使用の可能性を示唆します。

もちろん、これらの兆候や変化は、必ずしもSARMsの使用を意味するわけではありません。

これらは単なる推測であり、確定的な証拠を得るには、ドーピング検査などの科学的な検証が必要です。また、SARMsの使用を疑うことは個人の名誉に関わる問題であるため、慎重に取り扱うべきです。

SARMs(サームズ)のケア剤であるHCG(皮下注射)とNOLVADEX(錠剤)について

SARMs(サームズ)の使用後、ホルモンバランスの回復をサポートするために使用されることがあるケア剤として、HCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)NOLVADEX(ノルバデックス)があります。

これらは、特にSARMsの使用がホルモンバランスに影響を与えた場合に使用されることがありますが、これらの薬は医療の監督のもとで使用されるべきです。

HCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)

HCGは、主に妊娠中の女性によって生成されるホルモンですが、男性においてはテストステロンの生成を促進するために使用されることがあります。SARMsの使用によって抑制された体内のテストステロン生成を再開させるために使用されることがあります。

HCGの作用機序は、精巣に作用してテストステロンの生成を促します。これにより、SARMsの使用によって低下した内因性テストステロンのレベルを回復させ、ホルモンバランスを正常化させることが期待されます。

HCGは通常、皮下注射によって投与されます。通常は医師の指導のもと、適切な用量と頻度で使用されるべきです。

NOLVADEX(ノルバデックス)

NOLVADEXは、一般的には乳がんの治療に使用される抗エストロゲン剤です。SARMsの使用後にエストロゲンのレベルが上昇するリスクを軽減するために、ホルモンバランスを維持する目的で使用されることがあります。

作用機序としては、NOLVADEXはエストロゲン受容体に結合してその活性をブロックします。これにより、SARMsの使用後に起こる可能性のあるエストロゲンの過剰な作用(※例えば、女性化乳房のリスク)を抑制します。

NOLVADEXの使用方法は錠剤として経口投与が基本になります。使用量は医師の指導に基づいて調整されますが、長期間の使用には注意が必要です。

HCGは腹部、大腿部、臀部(お尻)などの部位に注射するのが一般的です。これらの部位に注射してもドーピング検査での検出リスクは変わりません。

ホルモンや薬物が体内に吸収されて代謝されるため、血液検査では検出されます。

ドーピングをバレないように隠すために選ばれる可能性がある部位としては、注射痕が目立たないようにするために臀部(お尻)や脚の裏側や脇の下など普段は見えにくい部位を選ぶことがあります。注射痕の隠蔽だけが目的です。

HCGとNOLVADEXは、SARMs使用後のホルモンバランスの回復をサポートするためのケア剤として使用されることがありますが、これらの薬は専門的な医療知識と監督のもとでのみ使用されるべきです。

不適切な使用は、深刻な健康リスクを伴う可能性があるため、自己判断での使用は避け、必ず医療専門家に相談することが重要です。

2024年8月23日時点ではまだ疑惑の段階ですが、朝倉未来選手との試合にも多大な影響があったわけで、もし陽性になった場合はとんでもない大きな事態になってしまう事になります。

平本蓮さんがSARMs(サームズ)を使用しているかどうか話題ですが、現状では捏造の可能性もありますし確証のある情報がありません。

まずは検査結果を待ちましょう。そして血液検査を受けるべきです。

ドーピングに関する疑惑や噂は、確固たる証拠がない限り憶測に過ぎません。そのため現段階でそのような疑惑を広めることは不適切で、公式な声明や信頼できる情報源に基づいて判断することが重要です。

ドクターこなつ

SARMs(サームズ)は筋肉増強や脂肪減少の効果がある一方で、長期的な健康リスクや倫理的な問題を引き起こす可能性があります。平本蓮選手に関する疑惑については、公式な情報がない限り、無責任な噂を広めることは避けるべきです。

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