皮脂分泌を抑える方法!顔の皮脂の過剰分泌を治す飲み薬と治療方法【皮脂抑制】
監修者の医師及び看護師は主に施術詳細の部分の監修を行って頂いております。記事の詳細は作成時点のため、最新の情報は各ホームページをご確認くださいませ。本サイトはプロモーションを含む場合があります。
皮脂が多くていつも顔のテカりが気になっている・・・と言う脂性肌でお悩みの方に皮脂分泌を抑える方法を紹介します。
顔がいつもベタベタになってしまう脂性肌(オイリー肌)で悩んでいる人は多いです。
皮脂の分泌量と言うのは「体質」と「ホルモン」によって決まってくるので、サプリとかでどうこうなるようなものでもありません。
皮脂自体は肌をバリアする機能があって必要なものではあるのですが、それが普通の人よりも過剰に分泌されている脂性肌の場合はそうも言ってられません。
皮脂分泌量が過剰な人は
・顔のテカリが気になったり
・化粧崩れがしやすかったり
・ニキビが出来やすかったり
色々と辛い事があると思います。
また、最近の研究では皮脂分泌が多い事で毛穴を開かせるという事も分かっています。
しかも女性では20代後半くらいかから皮脂分泌量が増えていき40歳手前くらいまでが皮脂量のピークになっています。この皮脂量をそのままにしておくと見た目が嫌な事だけでなく、毛穴自体も開いてしまうので皮脂分泌量を適切に抑える事はとても大事です。
ここでは、皮脂分泌を抑える治療方法や飲み薬を紹介しているので過剰な皮脂分泌を何とか治したい方や脂性肌で悩んでいる方は是非参考にしてみてください。
↓皮脂分泌が多いと毛穴も目立つ事が分かっている
目次・わかること
顔の皮脂の過剰分泌は毛穴が開くし毛穴が目立つ原因になっている
皮脂の分泌が多いと毛穴が大きく見える事はこれまでの研究で分かっている事です。
毛穴が開いたり目立つ理由は、
・皮脂が増えると毛包の体積が増えるため
・過剰な皮脂が毛穴に溜まって広がるから
・皮脂が毛穴から出てくる量が多い事で広がっていくから
という事になります。
機械を使って調べた顔の皮脂分泌量の研究では皮脂の分泌量が一番多いのは「鼻先/鼻のてっぺん」で、他には「小鼻の横や周り」や「頬」で多くなっています。
どの部位もみんなの毛穴の悩みとして一番多い部位ですよね。
このように毛穴の開きと皮脂と言うのは密接な関係にあって、皮脂の分泌量が毛穴を開かせる大きな要因と論文でも結論付けています。
つまり逆に言うと皮脂の分泌量抑える事ができれば、毛穴を目立たなくさせる事ができるという事になります。
例えば今まで見た中でもかなり凄いのがこれ。
「ダーマペン」や「Co2フラクショナルレーザー」をやっても治らなかったいちご鼻・・・
それが、
「イソトレチノイン」を飲んで皮脂分泌を抑える事で劇的に毛穴レスになった例です。
過剰な皮脂分泌によって毛穴が目立つ状態の人は皮脂分泌を抑える事が、かなり有効な毛穴対策になるというのが分かります。
もちろんダーマペンとかCo2フラクショナルレーザーとかポテンツァとか毛穴を小さくする施術だけで効果があった人も沢山います。
効果があった人と効果がなかった人との違いは間違いなく過剰な皮脂分泌があるかないかです。
皮脂分泌が過剰な状態のままの人が毛穴治療だけをやってもしばらくするとまた毛穴が広がってしまうので、せっかくやった毛穴治療が無駄になってしまう事も。
毛穴治療で重要な事は「毛穴を引き締める治療」と「皮脂の分泌量を減らす治療」を同時にやるという事です。
最近は根本の皮脂分泌を抑える事も考えて、クリニックの毛穴治療でもイソトレチノインを併用する所が増えてきました。
皮脂分泌を抑える効果はイソトレチノインが飛び抜けて一番です。これ以上のものはありません。ただ、イソトレチノインは薬なので副作用があり、どうしても飲めない人もいると思います。
そこで、以下ではイソトレチノイン以外にも色々ある皮脂分泌を抑える方法をまとめたので是非参考にしてみてください。
↓皮脂分泌を抑える方法をまとめました!
皮脂分泌を抑える方法!顔の皮脂の過剰分泌を治す治療と飲み薬まとめ
ここでは顔の皮脂分泌をなくす事ができる治療と皮脂分泌を抑える飲み薬を紹介していきます。
気になるものがあったら、詳しく書いた特集ページがあるのでそこを見てみてください。
マイクロボトックス
【治療で皮脂分泌を抑える方法】
マイクロボトックス(スキンボトックス)は通常のボトックスと違い、皮膚の浅い部分へ微量のボトックスを細かく注入する事で皮脂や汗の分泌を抑える事ができる治療方法になります。
ボトックスなので効果は3~4ヶ月でなくなってしまいますが、打てばほぼ確実に皮脂と汗を抑える事ができます。
施術方法は手打ちやダーマペンや水光注射と組み合わせた方法があります。
特にダーマペンや水光注射を使ったマイクロボトックスがおすすめになります。
ダーマペン+ボトックスは「TCB東京中央美容外科」が全顔1回24,600円となっていて、「湘南美容クリニック」が全顔1回24,800円となっています。
水光注射+ボトックスなら「東京美容外科」がボトックスカクテルを使ったメニューをやっていて全顔1回20,900円で受ける事ができます。
⇒TCB東京中央美容外科はこちら
※ダーマペン+ボトックス
⇒湘南美容クリニックはこちら
※ダーマペン+ボトックス
⇒東京美容外科はこちら
※水光注射+ボトックス
マイクロボトックスが安いクリニック一覧
★マイクロボトックス(手打ち)
★湘南美容クリニック
・1回⇒33,000円
★フェミークリニック
・額1回⇒35,200円
・両頬1回⇒40,480円
・口周り1回⇒24,288円
⇒マーキングして1ヶ所ずつ手打ちで注射する
★ダーマペン+ボトックス
★TCB東京中央美容外科
・全顔(1回)⇒19,800円
(※ボトックス⇒+4,800円)
★湘南美容クリニック
・全顔(1回)⇒19,800円
(※ボトックス⇒+5,000円)
⇒ダーマペンで肌に微細な穴を開けてからボトックスを顔全体に塗布
★水光注射+ボトックス
★東京美容外科
・顔全体or首(1回)⇒20,900円
★聖心美容クリニック
・全顔(1回)⇒60,500円
(※ボトックス⇒+11,000円)
⇒水光注射の機械でヒアルロン酸+ボトックスを注入
診察料・カウンセリング料は無料なので「相談だけ」とか「見積もりだけ」出してもらうという事が可能です。まずは気軽に来院してみましょう。
↓マイクロボトックスの詳細はこちら
レチノールピール
【治療で皮脂分泌を抑える方法】
レチノールピールは、3種類のレチノールを使用したピーリングで、皮膚の角質層に薬剤を浸透させることによって、毛包、皮脂腺に浸透し皮脂分泌を抑制します。
皮脂分泌を減らす事でニキビ肌の症状を改善したり毛穴の開き対策にも向いています。
レチノールなのでターンオーバーを早めて新しい綺麗な肌に再生すると言うのも大きなメリット。
家でトレチノインなどの強めのレチノール製品を使ったことがある人なら分かると思いますが、レチノールピールでも施術後3日~4日くらいに皮むけや乾燥などのピークが来ます。
その皮むけが終わるとツルツルとしたゆでたまごのような肌のハリとツヤが出ます。
レチノールピールは東京と大阪に展開している「フェミークリニック」が全顔1回16,500円となっていて、「品川美容外科」も同様に全顔1回16,500円となっています。
レチノールピールが安いクリニック一覧
★フェミークリニック
・全顔1回⇒16,500円
★品川美容外科
・全顔1回⇒16,500円
★東京エビスクリニック
・全顔1回⇒16,500円
★表参道美容皮膚科
・全顔1回⇒16,500円
★有楽町皮膚科
・全顔1回⇒19,800円
診察料・カウンセリング料は無料なので「相談だけ」とか「見積もりだけ」出してもらうという事が可能です。まずは気軽に来院してみましょう。
↓レチノールピールの詳細はこちら
イソトレチノイン(アクネトレント)
【飲み薬で皮脂分泌を抑える方法】
イソトレチノイン製剤(アクネトレント、イソトロイン、トレティヴァ、アキュテイン、ロアキュタンなど)は皮脂腺を退縮させ、最も強力に皮脂分泌を抑える事ができる飲み薬になります。
特に海外では重症ニキビの患者さんに利用する第一選択肢の治療方法で、1日1錠飲むだけで皮脂がほとんど気にならなくなります。
イソトレチノンを4カ月間摂取した論文では、皮脂分泌が約83%減少し、内服をやめてから1年が経過した後も、皮脂分泌が抑制されていることが報告されています。
皮脂を抑える効果は何よりも強いですが、強制的に皮脂をストップさせてしまう為に、副作用の乾燥がほぼ100%起こります。
そのため、使用する場合は保湿をしっかりする事やリップクリームが必要になってきます。また、妊娠希望の人や妊婦さんなどは禁忌の薬です。
イソトレチノインは重症ニキビに対する治療薬としては最強で、最近では毛穴治療にも使われるようになってきました。
※上記が実際にクリニックで処方される事が多いイソトレチノイン製剤
ただ、イソトレチノン製剤は美容クリニックだと診察も含めると、自由診療での処方になるので、安くても1ヶ月分が2万円~3万円くらいが相場で高いです。
1ヵ月分が4万円以上する所もザラにあります。
例えば湘南美容クリニックのようなコスパが良いクリニックでも20mg30錠が31,200円もします。
しかし、以下の通販サイトなら上記の湘南美容クリニックが処方しているのと全く同じアクネトレント20mg30錠がたったの5,801円なので病院よりも5分の1くらいの値段で購入できます。
さらに3箱のまとめ買いだと11,406円で5箱のまとめ買いだと17,070円となっていてまとめ買いをすると1箱あたりの値段が安くなるのでもっとお得になります。
SNSなどを見ても通販だとコスパも良いし診察不要なので、イソトレチノインは8割~9割くらいの人が個人輸入サイトを使って購入しているようです。
イソトレチノインが安いサイト一覧
★ユニドラ(※一番人気)
アクネトレント(20mg/30錠)
・1箱30錠⇒5,801円
・2箱60錠⇒8,652円
・3箱90錠⇒11,406円
・5箱150錠⇒17,070円
アクネトレント(10mg/30錠)
・1箱30錠⇒4,481円
・2箱60錠⇒6,072円
・3箱90錠⇒7,653円
・5箱150錠⇒10,815円
イソトロイン(5mg/10錠)
・1箱10錠⇒3,376円
・3箱30錠⇒4,725円
・6箱60錠⇒6,684円
・9箱90錠⇒8,694円
★ベストケンコー
アクネトレント(20mg/30錠)
・1箱30錠⇒5,980円
・2箱60錠⇒8,920円
・3箱90錠⇒11,760円
・5箱150錠⇒17,600円
アクネトレント(10mg/30錠)
・1箱30錠⇒4,620円
・2箱60錠⇒6,260円
・3箱90錠⇒7,860円
・5箱150錠⇒11,150円
★くすりエクスプレス
アクネトレント(20mg/30錠)
・1箱30錠⇒5,980円
・2箱60錠⇒8,920円
・3箱90錠⇒11,760円
・5箱150錠⇒17,600円
アクネトレント(10mg/30錠)
・1箱30錠⇒4,620円
・2箱60錠⇒6,260円
・3箱90錠⇒7,860円
・5箱150錠⇒11,150円
★オクスリトリア
ロアキュタン(20mg/30錠)
・1箱30錠⇒10,800円
ロアキュタン(10mg/30錠)
・1箱30錠⇒8,800円
★オオサカ堂
取り扱いなし
⇒アクネトレント20mgはこちら!
※イソトレチノイン20mg30錠が最安値!
⇒アクネトレント10mgはこちら!
※イソトレチノイン10mg30錠が最安値!
↓イソトレチノインの詳細はこちら
スピロノラクトン+低用量ピル
【飲み薬で皮脂分泌を抑える方法】
こちらは女性限定になりますが、女性は排卵期にホルモンの関係で皮脂の分泌量がとても多くなる傾向にあります。
特に生理前になるとニキビが出きたり、毛穴が目立つようになるのも、ホルモンバランスによって皮脂分泌が多くなる事が原因になっています。
そういった女性におすすめなのがスピロノラクトン+低用量ピルでホルモンバランスをコントロールする事で皮脂分泌を抑制します。
こちらも病院の治療としてよく選択される治療方法になっています。
イソトレチノインよりは効果は低いですが、女性の難治性ニキビに対しても行われる治療方法で、ホルモンバランスが原因の人の場合は、劇的に変わる事も多いです。
皮脂分泌を抑える医薬品成分やスキンケア成分まとめ
こちらは外部から塗ったり、自分でスキンケアとして使える成分で、皮脂抑制効果のあるものをピックアップしました。
気軽に自宅で使えるというのが何よりも大きなメリット。
ただ、先ほど紹介したマイクロボトックスやイソトレチノインに比べると「皮脂抑制効果は10分の1くらいかなー」といった感じです。
ただ、やらないよりは全然よいですよね。トレチノインに関しては医薬品なのでかなり効果は強めです。
トレチノイン(レチノール)
【皮脂分泌を抑える成分】
イソトレチノインは内服ですが、トレチノインは外用のビタミンA誘導体になります。
有名なので聞いたことがある人も多いはず。
ターンオーバーを促進する事で、皮むけはしますが、シワやシミを改善する事ができる外用薬として使っている人は多いです。
効果が強い順番で説明すると、
トレチノイン(レチノイン酸)>レチナール>レチノール>酢酸レチノール>パルミチン酸レチノール
というようになっています。
化粧品に入っているのはほとんどパルミチン酸レチノールで非常に弱いので皮むけすらしないものも多いです。
レチノール化粧品とか美容液を探している人もいるけど、ハッキリ言って医薬品のトレチノインとは大人と赤ちゃんくらいレベルが違うと考えてください。
ハッキリ言ってドラッグストアとかで売ってるレチノール化粧品なんて入っているのは最弱のパルミチン酸レチノールがほとんどです。化粧品には強い成分も配合できないですし成分によって配合上限なども決まっています。
つまりほとんど効くか効かないか分からない程度のレベルっていう事です。ビタミンA反応すら出ないほど弱いしそれなら使う意味ないと思ってます。
レチノール系で本当にしっかりとした効果を出したいなら、、、
トレチノインが必須です。
トレチノインは医薬品で非常に効果も高いので副作用の皮むけが起こります。また、病院でしか処方してもらえません。
シミやシワを改善する事で有名ですが、こちらも皮脂分泌を抑える作用があるのでニキビや毛穴などにも効果があります。
トレチノインでみんながよく使っているのは圧倒的にユニドラさんで買える「トレチノインジェル0.1%」ですね。
ただ、トレチノインはターンオーバーを促進するので皮むけが起きます。慣れている人なら0.1%でよいと思いますが初めての方は、濃度が低いものから試した方が良いです。
★トレチノイン0.025%
⇒弱め
★トレチノイン0.05%
⇒普通
★トレチノイン0.1%
⇒強め、上級者向け
なので、その人の肌の状態などによりますが0.05%くらいがちょうどよいのかな…と思います。
ユニドラではトレチノイン0.1%ジェルが1本3,605円で購入できます。まとめ買いすると1本たったの804円なのでほとんどの方はまとめ買いしてます。
↓トレチノインの詳細はこちら
ナイアシンアミド
【皮脂分泌を抑える成分】
ナイアシンアミドは、小じわの改善をしたり肌のうるおいをアップしたり、セラミドの産生を促進したり、美白作用があったりと非常に万能な成分です。
シワを改善する有効成分として2018年に厚労省に認可もされています。
ナイアシンアミドは皮脂の分泌を抑制する作用があり、毛穴の詰まりを抑制したり、顔のテカリを改善する効果もあります。
論文ではナイアシンアミド4%を8~12週間塗布し続けた結果、皮脂分泌が抑制されることで約8週間程度で毛穴の外観サイズも縮小されたと報告されています。
日本人を対象にしたナイアシンアミド2%を4週間使用した実験でも皮脂分泌量が有意に低下することが確認されています。
ナイアシンアミドは副作用もなく安全で他の成分(レチノールやアゼライン酸)との併用もできます。妊娠中でも利用できるほど安全です。
また、非常に万能で色々な作用があるので、かなりおすすめできる成分です。
ナイアシンアミドは「shinpist(シンピスト)」っていうオールインワンクリームが凄い売れています。
これはナイアシンアミド+レチノールが入ったクリームなので、そのままこれ1個で併用できますね。オールインワンだし面倒な方には良いかもです。
↓ナイアシンアミドの詳細はこちら
アゼライン酸
【皮脂分泌を抑える成分】
アゼライン酸はニキビに対しても使われることが多い成分で、海外でニキビ治療薬として豊富な実績があります。
毛穴の詰まりを防いだり、アクネ菌に対する抗菌作用や抗酸化作用もあります。こちらも論文ではレチノールと並んで皮脂抑制効果が高い成分になっています。
アゼライン酸のニキビや皮脂に対する研究では、
アゼライン酸クリーム20%を45日間使用した結果、ニキビの重症度が約60%減って、皮脂分泌量も約15%低下したという事が報告されています。
そして安全性が非常に高い成分なので、ナイアシンアミドと同様に妊娠中でも使用できるというメリットがあります。
日本ではまだあまり有名になっていない成分ですが、取り扱っているクリニックや個人輸入で入手することが可能です。
アゼライン酸であれば濃度が15%~20%程度のものが特に効果が高くておすすめになります。
ロート製薬さんのDRX AZAクリアと言うのがクリニック専売品で有名ですが、処方には診察が必要な製品なので気軽には買えません。
DRX AZAクリアの取り扱いクリニックは以下のページに記載されています。
⇒DRX AZAクリア取り扱いクリニック一覧
他には一応amazonや楽天などでも購入できるようですが、これは間違いなく転売品です。クリニックだと1本1,980円なので何倍にも釣り上げて転売しているので買わない方が良いですね。
じゃあクリニックに行けない人はどうしているのか?ですが、SNSを見ても一番人気なのが、オオサカ堂さんで買える「エザニッククリーム」ですね。
こちらはDRX AZAクリアと同じアゼライン酸20%のクリームで値段も安いのでよく選ばれています。
ちなみに人気がありすぎてよく売り切れます。
オオサカ堂さんにはアゼライン酸10%と20%のがあって10%が1本1856円で20%が1本1,915円で購入する事ができます。コスパが良いのでかなり人気です。
↓アゼライン酸の詳細はこちら
ビタミンC
【皮脂分泌を抑える成分】
シミ予防としてお馴染みのビタミンCも皮脂分泌を抑制する事で有名ですよね。
効果に関しては他の成分と比べると落ちますが、皮脂分泌量の減少効果と言うのが認められた成分となっています。
ただビタミンC誘導体のコスメを使った所で、皮脂分泌が劇的に減る・・・何ていう事はまずないです。
ビタミンCはシミ予防や抗酸化作用としての方が使う意味があると思いますが結構万能でとても安全ですし、あって損はない成分なのは間違いないです。
ライスパワーNo.6
【皮脂分泌を抑える成分】
ライスパワーNo.6は2015年に厚労省に皮脂分泌の抑制効果があるとして認められた成分。
作用機序としては肌に塗る事で毛包にある皮脂腺に作用して、脂質合成を抑制することで、皮脂の分泌量を抑えるという形です。
小規模ですが試験データでは、半顔実験(左側はライスパワーNo.6、右側はプラセボ製剤)を行っています。その結果ではプラセボ製剤と比べて皮脂量が約20%ほど減ったという報告があります。
期待の成分ではありますが、規模が小さすぎるのと、効果も医薬部外品レベルなのは否めないです。
ナイアシンアミドやアゼライン酸と比べると効果は低いと思います。
ライスパワーNo.6のアイテムとしては薬用の皮脂ケア美容液として「ライース クリアセラムNo.6」と言うのが有名です。
洗顔、化粧水のあとに使用するだけでOKです。
↓ライスパワーNo.6の詳細はこちら
顔面油田・・・皮脂ってなんで出てくるの?自分で何かできる事はない?
皮脂と言うのは毛穴の横になる皮脂腺といって皮脂を作る組織があって、そこから毛穴を通じて皮脂が出てくるという仕組みになっています。
皮脂って何のために出てくるのか?というと顔の乾燥を防ぐためです。もし皮脂がないと防御機能が角質だけになってしまいます。
そこで皮脂という天然のオイルを出す事で乾燥をブロックして、顔の水分を蒸発させないようにしたり、雑菌が入り込むのを防いだりする機能になっているというわけです。
体よりも顔の皮脂分泌が気になる理由は、そもそも鼻や頬などに皮脂腺の数がとても多い事。
そして、顔は血流が良いので他の部位よりも皮脂分泌が活発になるから多く分泌されるというわけです。
皮脂が増えてしまう原因としては、元々の体質が大きく影響していますが、
他にも
・ホルモンバランス
・ストレス
・乾燥
・紫外線
・温度
などが原因として挙げられます。
保湿をしっかりする事、ストレスを減らす事、紫外線対策をする事など、自分でできる事はしっかりと続けるようにしましょう。
外用・スキンケアの中では先ほど挙げた中では、トレチノインが一番強いですが、医薬品でカサカサになったり皮むけなども起こるためにその覚悟が必要だし取り扱いが難しいです。
おすすめなのはナイアシンアミドやアゼライン酸で、安全性の高い成分なので家で自分で対策する分にはリスクも副作用もなく一番使いやすいと思います。
どちらも安全性が非常に高く妊娠中の妊婦さんでも使えます。
↓ナイアシンアミドの詳細はこちら
アゼライン酸もナイアシンアミドと同様にかなり万能でニキビ、抗酸化作用、抗炎症作用、角化の抑制、美白効果、皮脂分泌抑制、色素沈着の改善、肝斑の改善、酒さの改善と色々な作用があります。
そして妊娠中や授乳中でも使用できる安心の成分と言うのも大きいです。
実際にクリニックでニキビ治療に使われていますし、論文ではレチノールと並んで皮脂抑制効果も高い成分となっています。
ナイアシンアミドは基本的に何でも併用できるので、
・ナイアシンアミド+レチノール
・ナイアシンアミド+アゼライン酸
のように併用していくのが自宅でやるなら一番良いかなと思います。
スキンケアで皮脂抑制というのは、内服薬のイソトレチノインの効果を100としたら5~10あれば良い方です。
それくらいイソトレチノンが強力過ぎる・・・
というのもあるのですが、ナイアシンアミド+アゼライン酸やナイアシンアミド+レチノールならそれなりの皮脂分泌対策はできるはずです。
ビタミンCやライスパワーNo.6も皮脂抑制効果がある事は分かっています。
ただし、こちらは効果に関しては「何か変わったかな・・?」ってなるレベルで、皮脂抑制効果としてはそれほど実感はできないと思います。
色々と皮脂分泌を抑える飲み薬や成分などを紹介しましたが、どれが一番最強なのか?と言われたら、間違いなく「イソトレチノイン」になります。
これはホルモンとか関係なく誰でも強制的に皮脂分泌を抑える事ができます。
効果もほぼ100%確実ですし別格です。
顔だけでなく頭皮などの皮脂の過剰分泌をなくす事が可能です。
ただし、重症ニキビの人に使用するほどの飲み薬なので、副作用があります。使用したい方は副作用をしっかりと把握した上で自己責任で使用するようにしましょう。
5mg~売っているので、初めての方は少ない用量から始めるのがおすすめになります。
↓イソトレチノインをしっかりチェック
皮脂分泌を抑える方法は、ここで挙げたものがとくに有名なものになります。
顔のテカリとかベタツキの悩みがなくなるだけで、自分に自信が持てる方もいると思います。
自分に合った方法が合ったら是非お試ししてみてください。
脂性肌の人は皮脂が過剰に分泌されている状態・・・。何もしなかったらそのまま何も変わりませんし毛穴が開くリスクも。もし悩んでいるのであれば、色々な解決策があるのでまずは行動に移してみましょう。
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