腸内デトックスで体の毒素を出す方法・やり方!重金属・食品添加物を排出【サプリ/食べ物】
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デトックスとは、簡単に言うと「体の中にある悪いものを外に出す事」です。体に溜まった毒素をしっかりと排出する事で美容にも健康にもとても効果的ですよ。
デトックスというのは、体内にたまった毒素を体外へ排泄することです。
有害物質を排泄する方法は汗や尿、便を出すこと、爪や髪の毛を伸ばす事ですが、
やはり腸内で細菌やウィルスなども含めた危険な存在をキレイに捨てるお通じは、生きていく上で一番大事なデトックスです。
デトックスの割合
・便75%
・尿20%
・汗3%
・爪や髪1%程度
となっています。
よくサウナでデトックスと言っている人がいますが、割合としては3%程度なので効果はほとんどないです。
デトックスの割合としても便が一番大きな割合を占めているので、やはり腸内環境を何とかするのが最も重要になります。
人は自然にデトックスが出来るような機能を持って生まれていますが、食生活や生活習慣によって理想的なデトックスが妨げられる人がとても多いです。
例えば、病気になった時にすぐに抗生物質を飲むのも良くありませんし、十分な睡眠を取らないなど休養が足りないこともデトックスの妨害になります。
特に腸内環境を整えることは、スムーズに体内の毒を捨てるためにもとても大事なことなのです。
目次・わかること
体に重金属や食品添加物などの毒素が溜まると起きる症状は?
まず体に溜まる毒素というのはどういうものか代表的なものを挙げると、
食品添加物、農薬、化学物質、有害重金属などになります。
体内にどれだけ有害物質が溜まっていて、それが排泄されずに残ってしまっているのかを直接知る方法はありません。
デトックスがしっかり出来ているかどうかを知るためには、腸からのSOS信号があるかどうかをチェックすることが大事です。
もし、ささいなことでもサインがあるなら、腸内環境を整えることに注力すべきです。
サインは人それぞれありますが、代表格な症状は、
アレルギー、肌荒れ、皮膚のトラブル、慢性的な疲労、頭痛、不眠、抑うつ症状、肥満
などです。
デトックスがしっかり出来ている人は、いつも元気で肌ツヤが良く、美味しく食べてぐっすり眠れています。
寝たはずなのに朝から慢性的に疲れていたり、太りやすかったり、気分がいつも落ち込みがちだという人は、まず腸内をキレイにするところから始めるのも良い方法です。
どうして体に毒素が入ってくるの?
私たちは好き好んで毒物を摂取したりはしませんよね。
ではどうして毒が外部から入って来るのでしょうか?
体内に入り込みやすい毒は有害なミネラルやダイオキシン類などで、これは環境によっては大気汚染で空気中から吸い込んでしまっている可能性があります。
鉛やヒ素、カドミウム、水銀などは有害重金属と呼ばれていて、農薬や古い水道管、大型魚などにも含まれています。
また、食品添加物も体内に溜まりやすい毒物ですし、髪の毛を頻繁にカラーリングする人や、白髪染めを多用している人、タバコを吸う人などは自分から毒素を溜め込んでいる人です。
・手足がむくみやすい人
・肌荒れがよく起こる人
・風邪をよくひきやすい人
・口臭や体臭が強い人
・冷え性の人
などは、体内に捨てきれない毒がかなり溜まっている影響かもしれません・・・。
腸内デトックスをして重金属や食品添加物などの毒素を出す!
腸内環境を整えることはデトックスにつながります。
デトックスという言葉に反応する女性も多いでしょう。デトックスをすると肌がきれいになる、痩せやすくなるなど様々な効果があります。
だからこそデトックスのために腸内環境を整えることは非常に大切です。では腸内環境とデトックスにはどのような関係があるのでしょうか。
そもそもデトックスとは体内の毒素や老廃物を体外に排出することを言います。老廃物はリンパ節を通して体をめぐり、やがて体外へと排出されます。
ところが何らかの原因で排出されないと毒素が体中に溜まり、
肌がくすむ、肌が荒れる、吹き出物ができやすくなる、むくみがでる、太りやすくなる
といった悪影響が出てきてしまうのです。
ではなぜ腸内環境の改善がデトックスにつながるのかと言うと、そもそも老廃物は腸内に溜まるからです。
腸の中には食事で残った余分なものがカスとして流れてきます。
栄養をすっかり吸収されると用はなくなるので便と一緒に排出されるのですが、
悪玉菌が多い腸内では腸の動きが鈍いため、中々体外に排出されませんし、悪玉菌が生み出す有毒ガスや有害物質とともに老廃物となって腸の中に溜まってしまいます。
腸の中に溜まってしまった老廃物は腸管から吸収され、全身をめぐるようになります。
全身を巡れば肝臓や腎臓、心臓などの臓器や気管支などの器官にも影響を及ぼしますし、肌に巡れば肌はくすみ、吹き出物も出やすくなります。
アレルギー反応も起こりやすくなるのでアトピー肌や敏感肌になりやすくなり、肌の健康を害してしまうのです。またリンパ節に溜まればむくみが起こってしまいます。
だからこそ腸内環境を整えて老廃物をしっかり排出することがデトックスにつながるのです。
その方法は様々ですが、
善玉菌を増やせば腸内環境は整うので、サプリメントなどで乳酸菌を取ることが最も有効でしょう。
乳酸菌は善玉菌の一種ですから、腸の中で有用に活動しますし、腸内バランスをとってデトックスにつながります。
よく腸の中を空っぽにするために丸1日水だけ飲む方法を取る人がいますが、やり方を間違えると危険ですので無理はしないようにしましょう。
また海外では直腸に管を通して強制的に腸内の老廃物を流しだしてしまう方法がありますが、やりすぎると腸が自分の力で老廃物を押し出す方法を忘れてしまいますので、何事もやりすぎは止めましょう。
サプリで体の毒素を出す!腸内デトックスの方法とやり方
サプリで腸内環境を改善している人はとてもたくさんいます。
サプリメントを飲むだけで本当に体質が変わるの?
と疑問に思っている人も多いと思いますが、特に乳酸菌などを多く含むサプリメントに関して言えば、確実に腸内環境を良い方向へ持っていくことが出来ます。
というのも、乳酸菌の摂取で腸内のバランスを改善するという研究は世界中で昔から行われていて、すでに非常にたくさんの成果を上げているからです。
いかに優秀な乳酸菌でも、少量の摂取では効果がありませんし、
ずっと継続して摂取する必要がありますが、サプリメントなら大量の乳酸菌を手軽にどこでも摂取出来るので、とても理想的なのです。
特に乳酸菌が含まれたサプリメントがおすすめ
最近は、乳酸菌を摂取する目的で作られた乳酸菌が配合されたサプリメントがとてもたくさん発売されています。
錠剤のものや粒状のものなど形状にも違いがありますが、一番の違いは配合されている乳酸菌の種類と、その量です。
製品ごとにコンセプトも違いますし、
たくさんの種類の乳酸菌を一度に摂取出来るようなタイプのものだったり、乳酸菌のエサとなるオリゴ糖などを中心に配合していて、腸内の乳酸菌を育てるタイプのものもあります。
以下で色々ある乳酸菌サプリの中でも
特に腸内デトックスにおすすめのサプリを厳選して紹介しているので是非参考にしてみてください。
チェックポイントは乳酸菌の種類
乳酸菌サプリメントで腸内環境を改善するには、
一番チェックすべきポイントは配合されている乳酸菌の種類です。
菌の種類が数種類配合されているものがおすすめになります。
なるべくたくさんの種類が入っている方が体に合う可能性も高くなります。できれば2種類以上入っているサプリを選ぶようにしましょう。
生菌、死菌は実はどちらでもOK
乳酸菌の場合、生きている菌でも死活している菌でも腸内の善玉菌を増やす作用に変わりはありません。
何が何でも生菌でなければ意味がないと思い込むのは間違いです。
ただ、サプリメントは必ずしも死活菌だけとも限りませんから、自分で効果がありそうだと感じられるものを選べば良いでしょう。
生きた菌を凍結乾燥させたものは「乳酸菌製剤」と言って
医療の現場でも使われることがありますが、死活している菌や菌の分泌物を使った「乳酸菌生産物質」でも効果が得られることがわかっています。
以下では、腸内デトックス始めたい方に最もおすすめのサプリを厳選して紹介しています。
腸内デトックスはとても難しそうだけど、乳酸菌をサプリで摂取する方法ならだれでも手軽に取り組むことができますよね。
腸内デトックスで体の毒素を出す!おすすめのサプリはコレ!
みやびの植物発酵100
210万個突破!乳酸菌と酵素で腸内デトックス
みやびの植物発酵100も、酵素と乳酸菌をミックスしたサプリメント。
国産の有機野菜を中心に100種類の素材を2年間熟成して発酵させて作られた本物の非加熱生酵素をそのままフリーズドライしたサプリなのがポイント。
1日2粒で乳酸菌100億個とビフィズス菌2億個が摂れます。また善玉菌を支える食物繊維やオリゴ糖もしっかりと配合しています。
1日あたりで計算すると約60円とコスパもかなり良いサプリです。通常の値段も安いので続けやすく腸内デトックスを始めたい方の第一選択肢と言っていいサプリです。
値段 | 単品(60粒):2,006円 定期(60粒):1,805円 |
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ポイント | 100種類の野菜発酵エキス、乳酸菌100億個、ビフィズス菌2億個、黒酢、ローヤルゼリーなど |
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旬の実酵素
22種類の乳酸菌とたくさんの酵素が全部凝縮したサプリ!
旬の実酵素は、315種類の植物発酵エキスと乳酸菌や酪酸菌が100億個を摂れるサプリメント。
乳酸菌だけのサプリと違って、酵素もたくさん含まれていて、18種類のアミノ酸、7種類のビタミン、8種類のミネラルも同時に摂る事ができます。
1日2粒で22種類の乳酸菌が100億個も摂る事ができて生姜、山椒、高麗人参といった3種類の和漢成分まで配合した最高のサプリメントです。
定期コースには回数の縛りがないので、1回だけでもいつでも解約が可能です。ですので、たった980円で購入ができる定期コースが圧倒的におすすめになります。
値段 | 単品(60粒):4,298円 定期(60粒):980円 |
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ポイント | 315種類の植物発酵エキス、乳酸菌100億個、3種類の和漢成分 |
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おなか革命
腸内環境の改善に特化したサプリメントがコレ!
おなか革命は、1粒にナノ化された乳酸菌1,000億個と有胞子性乳酸菌1,000億個が配合された腸内フローラ改善サプリ。
1日1粒のみでしっかりと乳酸菌が摂れて、善玉菌の栄養源になるビートオリゴ糖もしっかり摂る事ができます。
医学団体の日本成人病予防協会も推奨しているサプリがコレです。
値段 | 単品(30粒):4,000円 定期(30粒):3,520円 |
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ポイント | ナノ化乳酸菌1000億個、有胞子性乳酸菌1000億個 |
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ファスコン整腸錠プラス
4種類の善玉菌を配合!腸内環境整える医薬品で人気なのがコレ!
ファスコン整腸錠プラスは、サプリメントではなく第3類医薬品の腸内環境を改善する飲み薬になります。
乳酸菌3種類(アシドフィルス菌、ビフィズス菌、フェカリス菌)と納豆菌の4種類の生きた菌を配合しているので効果も高いです。
用量は大人は1日3回3錠で子供は1日3回1錠になっています。5歳の子供からも飲む事ができるのも嬉しい所。360錠と多めに入っていて毎日飲んでも40日分になります。
これも定期コースには回数の縛りがないので、1回だけでもいつでも解約が可能です。定期コースでの注文の方が値段が安いのでそちらで購入するのがおすすめです。
値段 | 単品(360錠):2,980円 定期(360錠):2,400円 |
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ポイント | 乳酸菌3種類(アシドフィルス菌、ビフィズス菌、フェカリス菌)、納豆菌、医薬品の飲み薬 |
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腸活の素
独自の納豆菌を配合した腸活に効くサプリ!
腸活の素は、ビフィズス菌(60億個)と有胞子性乳酸菌(5億個)と納豆菌(25億個)を配合したサプリ。
独自のBiProGE納豆菌は胃酸や酵素に耐えて生きた状態で腸まで届き整腸作用も高いのが特徴。他にも定番のビフィズス菌と有胞子性乳酸菌がバランス良く配合されています。
美容専門家もおすすめする人気の腸活サプリです。
値段 | 単品(60粒):5,400円 定期(60粒):1,058円 |
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ポイント | ビフィズス菌、有胞子性乳酸菌、納豆菌 |
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中でも「みやびの植物発酵100」や「旬の実酵素」のように乳酸菌+酵素のサプリがより相乗効果もあっておすすめのサプリになります。
腸内デトックスに乳酸菌がおすすめの理由
腸内環境を整えるには乳酸菌が一番!という声も多く聞かれますが、そもそもどうして乳酸菌が腸内環境の改善につながるのでしょうか。
人の腸内にはたくさんの細菌がいて、それぞれが力を発揮できる場所に群生しています。
この状態が花畑のようだ、ということで「腸内フローラ」と呼ばれ、そのバランスが取れていることで腸内環境も安定している状態を保つことができます。
この腸内フローラには善玉菌、悪玉菌、日和見菌がいますが、その比率は2対1対7となっています。
このバランスが取れていることで細菌や病原菌の侵入を防ぎ、腸内を酸性に保つことで悪玉菌が増えることを防いでいます。
悪玉菌は腸内にあるたんぱく質を腐敗させ、有毒ガスや有害物質などを作りだし、老化や生活習慣病の原因を作ります。
ですから腸内細菌のバランスをとることが大変重要なことになるのです。
乳酸菌は善玉菌に該当します。
善玉菌は通常であれば腸内細菌の20%を占めているのですが、年齢とともにどんどん減っていきます。
その証拠にビフィズス菌の割合は乳児は99%なのに対し、子供から大人は10%、老齢化すると1%まで下がってしまいます。
ですから健康的にいるためには善玉菌を外からとることが大切なのですが、乳酸菌はその中でも最も身近な善玉菌なのです。
乳酸菌は善玉菌を増やして腸内環境のバランスを保ってくれます。ですから便秘や下痢の予防改善になりますし、病気に強い体になることもできます。
では乳酸菌はどのような食品に多く含まれているのかと言うと、ヨーグルトやチーズのような乳製品です。
ヨーグルトは様々な種類が販売されており、生きたまま乳酸菌が腸に届くプロバイオティクス商品や特定保健用食品に指定されているものもありますので、積極的に取るといいでしょう。
また乳酸菌が生きたまま届くためにいは植物性乳酸菌も大切です。
植物性謬さん菌は味噌や醤油、漬物に納豆と言った日本人になじみ深い食品に多く含まれています。
ほかにも乳酸菌は塩麹、日本酒、ワインやキムチなどにも含まれていますので、バランスよくとっていくといいでしょう。
さらに乳酸菌の働きを高めてくれるオリゴ糖や食物繊維を一緒にとるとより効果的ですから、食卓に取り入れてみてください。
ただし、カロリーや糖質の事などを考えると食事から全部取ろうとすると健康に悪いですし、毎日取るのが難しいと思います。ですので基本的には、やはりサプリメントが一番です。
サプリメントなら手軽に毎日取ることができますし、オリゴ糖や食物繊維などを配合しているものもありますので試してみてもいいでしょう。
いずれも2週間は最低でも試して効果を見ることが大切ですから、あなたが続けやすい方法で2週間同じものを食べてみてください。
腸内デトックスにおすすめの食事や食べ物って何?どれがいい?
腸内環境を改善したいなら食事内容や食べるものに気を使ってみましょう。では実際に腸内環境を良くしてくれる食べ物にはどのようなものがあるのでしょうか。
ヨーグルト
ヨーグルトはご存知の通り牛乳を乳酸菌で発酵させたものです。酸味があり子供から大人まで好きな食べ物の一つと言えるでしょう。
ヨーグルトにいはビフィズス菌と乳酸菌が入っていますから、腸内環境を整える役割があります。
ビフィズス菌自体が乳酸菌の一つなのですが、ビフィズス菌は特に免疫力を上げてインフルエンザ予防になるということで近年注目されています。
またテレビCMなどでも乳酸菌を取ると腸内環境が改善されるということはよく言われています。
またある実験で、男女7人に毎日130g×3回ヨーグルトを2週間食べてもらったところ、全員腸内の善玉菌の数がアップしたという結果が出ています。
このように、ヨーグルトは腸内の善玉菌を増やして腸内細菌のバランスを整える働きがあるのです。
乳酸菌飲料
乳酸菌は最も身近な善玉菌ですから、手軽に取るには乳酸菌飲料がいいでしょう。
美メモではデメリットがあるのであまりおすすめはしていませんが、一番売れまくっているのがヤクルト1000で今もずっと品薄状態になっていますよね。
よくよく注意が気を見ると、1日1本と書かれているのですが、子供は乳酸菌飲料が好きだから1日2本でも3本でも飲んでしまいますので、親御さんがきちんと見てあげる必要はあります。
そもそも乳酸菌飲料の多くは健康機能食品に分類されていますから、薬と違って副作用の心配はありません。
ただ1日何本も乳酸菌飲料を飲んだからと言って健康被害が出たかと言うのは特にないですが、糖分がコーラよりも多いですし、ジュースとほぼ同じなので毎日とると正直体に悪いです。
乳酸菌飲料だけで乳酸菌をとり、善玉菌を増やそうとするのはあまり良くないかなと考えています。
発酵食品
味噌、納豆、キムチ、漬物は乳酸菌が含まれていますので整腸作用に優れています。
味噌も納豆も漬物も日本人には非常になじみ深い食品ですから、みそ汁や味噌漬け、ぬか漬けなどにするといいでしょう。
最近の食べ方ではキムチ納豆もありますので、いろいろ試してみてください。
また発酵商品に含まれる乳酸菌は植物性乳酸菌ですから、生きたまま腸に届くという特徴を持っています。
ですからより善玉菌の働きを活性化してくれますので、積極的に取ってよい食品と言えます。
食物繊維、オリゴ糖
食物繊維はキャベツやゴボウ、きのこ類や海藻類に多く含まれています。
腸の働きを活性化し、便を出しやすくする作用がありますので、水溶性食物繊維、不溶性食物繊維をバランスよくとることが大切です。
またオリゴ糖は善玉菌の餌となりますので、善玉菌を増やすことが可能です。
オリゴ糖は甘味料として販売されているものもありますし、大豆に含まれているものもありますので、毎日の食事に取り入れてみるといいでしょう。
このように見てみると、腸内環境にいい食事は和食ということが分かります。
乳酸菌を含む味噌を使った味噌汁やぬか漬け、脂質の少ない魚に食物繊維豊富な発芽玄米、さらに野菜の炊き合わせやお浸しなどを添えれば十分に腸内環境を改善するとができますので実践してみてください。
ヨーグルトで腸内環境を整える方法もおすすめ!
腸内環境の改善にヨーグルトを食べている人は多いと思います。
お腹の調子を整える、善玉菌を増やすと言えば、最初に頭に浮かんで来るのがヨーグルトですよね。
結論から言えば、ヨーグルトの摂取で腸内環境を良い方向へ導くことは可能です。
とは言えヨーグルトにもたくさんの種類があり、お店に行くとズラッと並んでいるので、どれを選べば良いのかわからなくなってしまうくらいです。
どんなものをどれくらい食べれば良いのでしょうか。
ヨーグルトの乳酸菌量
ヨーグルトは発酵食品で、中には乳酸菌が含まれています。
でも、ヨーグルトとして販売するためには法律で定められた菌量を超える数の乳酸菌が含まれていることを証明出来なければいけません。
基準はヨーグルト1mlあたりに1,000万個以上という規定で、それに満たない場合はヨーグルトとしては売れないわけですね。
ヨーグルトの大型容器はだいたい500mlくらいあると思いますが、それを全部一人で食べた時に、乳酸菌量としては最低でも50億個摂取出来るという計算になります。
ただ、腸内細菌の世界は単位が「兆」ですから、「億」でも足りないくらいなんです。
自分の善玉菌を育てる
ヨーグルト500mlに含まれる乳酸菌が50億個だったとして、それがそのまま自分の腸内で使える善玉菌になってくれるなら多少は違うかもしれませんね。
ただ、50億個の乳酸菌を摂取しても、腸内の乳酸菌が50億個増えるわけではありません。
腸内細菌の種類は解明しているだけでも500種類以上あり、総数は研究者によって100兆個とも300兆個とも1,000兆個とも言われている世界です。
だから、残念ながら50億個の乳酸菌を入れただけですぐに環境を変えることはできないのです。だからこそ、ヨーグルトを食べてコツコツと自分の善玉菌を増やすことが大事。
外部から乳酸菌が入って来ると、菌の成分が腸内の免疫細胞を活性化し、自分が持っている善玉菌が増えることは間違いないのです。
ヨーグルトはどのくらい摂取すればよい?
乳酸菌は、死活状態でも腸に届けば善玉菌を増やしてくれることがわかっています。
もちろん生きた状態でも良いですが、菌の生き死により自分に相性の良いものを探すほうが大切です。
量は世界で初めてヨーグルトの研究を行ったメチニコフという学者が、毎日300ml~500mlの摂取を推奨しているのですが、特に明確な根拠がある量ではないようです。
それよりも大事なのが自分との相性。
人には腸内フローラと言って、それぞれ細菌層に個人差があるので、どの菌が合うのかは摂取してみないと分かりません。
こればかりはいろいろなヨーグルトを食べてみて、調子がいいなと思えるものを探す事が大事です。
運動で体の毒素を排出!?腸内環境を整える運動とは?
腸内環境を整えるために運動を摂り入れるのは、とても良い努力ですね。
ただし、腸内環境を整えるという意味と、便通を良くするという意味とではちょっと違って来るのもまた事実。
でも便通が良くならなければいつまでたっても腸内環境も良くなりませんから、お通じを良くする運動もまた大事なのは確かです。
何かの運動だけが良くて、他が悪いというようなものではありませんから、それぞれについてどんな運動が良いのかを考えてみましょう。
お通じを良くする運動
お通じだけを考えるなら、よく言われるウォーキングやジョギングなどはあまり目立った効果がないかもしれません。
というのは、ウォーキングやジョギングなどの運動は身体全体が上下に動く運動で、腸の内容物を送り出す動きにはあまり効果がないのです。
日本人の80%の人は多かれ少なかれ腸がねじれているそうで、途中まで運ばれて来た便が最後のほうで詰まりやすい体質なのだとか。
特に詰まりやすいのは横行結腸という部分と下行結腸という部分のつなぎ目や、下行結腸の先(下)の部分、直腸の周辺で、ここに便が留まっている場合には上下運動よりもねじる運動のほうが効果があるのです。
プロスポーツ選手のような激しいトレーニングをするならまた別ですが、一般的にお通じを良くする程度なら上半身をひねる運動がとても効果的。
座った状態で背筋を伸ばし、左右の肩を交互にまっすぐ後ろへねじって静止し、元に戻す運動を繰り返してみましょう。
ねじっている間は息を吐いて、伸びているほうの脇腹を意識すると効果的です。
ウォーキングは全身のために
腸内環境を良くするためには血の巡りも大事です。
全身に酸素をうまく巡らせて細胞を元気にする運動は、やはりウォーキングが一番。
腸の細胞も活性化し、腸が元気になることで腸内の善玉菌の活動も活性化します。ウォーキングをする時には20分くらいは継続して続けましょう。
少々早歩きが良いですが、おしゃべりが出来るくらいで十分です。
やっぱりすごいラジオ体操
とてもシンプルで基本的な動きが詰まった日本のラジオ体操は、理想的な運動です。
毎朝決まった時間に行うなど、ルーチンワークにするとより良い体調をキープ出来るでしょう。
場所も必要ありませんし、高齢者でも無理のない範囲で出来る体操ですから、日課にしたいですね。
上半身を大きく回す運動などは特にお通じを良くするのにも適していますので、なるべく動作を大きく、キレイなポーズで行いましょう。
生活習慣とストレスには注意して体に毒素を溜めない!
腸が第二の脳なんて聞くと驚きですよね。
ツボの世界では足の裏が第二の心臓などと言われますが、実はもう一つの脳はお腹の中にあったんですね。
腸は網の目のような神経組織を周りにびっしりとまとっていて、脳内で作られる物質を同じく作り出している臓器だったのです。
言われてみれば、
・緊張してお腹が痛くなる人
・ストレスで下痢になったり便秘になったりする人
がいるわけですから、神経と密接に結び付いているのも納得です。
腸内環境を正常に保つためには、生活習慣とストレスに注意が必要なのです。
胃腸はリラックスが大好き
人間が意識的に動かす以外の生命維持活動は、自律神経がコントロールを行っています。
自律神経には2つの働きがあり、アクティブな時に優位になっている交感神経と、リラックスしている時に優位になっている副交感神経とがあります。
副交感神経が優位になると緊張がほぐれ、身体のほとんどの臓器はひとまず休憩状態に入るのですが、実は胃腸だけはこのリラックス状態の時のほうがより活発に働く臓器なのです。
だから、1日のうちにしっかりリラックス状態を作ることが胃腸の働きをサポートすることになり、腸内環境を整えることにつながります。
現代人は副交感神経の働きがかなり低下していて、しっかりリラックス出来る時間がないために腸内環境も悪化していると指摘されているのです。
睡眠と腸の関係
人間には欠かせない睡眠ですが、実は質の良い睡眠は腸に深く関係しています。
睡眠に欠かせないホルモンがメラトニンで、メラトニンの分泌量が多くなると眠気が訪れるのですが、分泌するのは脳でも材料は腸で作られるのです。
メラトニンはたんぱく質を腸内でトリプトファンというアミノ酸に分解して作りますが、腸内環境が良いほどメラトニンの生成量も増えます。
そしてアミノ酸が分解される際に必要なビタミン群の合成も腸内細菌が行います。
トリプトファンは腸で作られ、腸で合成したビタミン群の作用でセロトニンの材料を作り、それを腸から吸収して脳に送ることで脳はやっとメラトニンを合成します。
この工程で、どれだけ腸が働いているかがわかりますよね。
健康な腸がなくては良い睡眠は得られないということです。
現代人は睡眠を削る生活習慣が多いですが、腸がしっかり働けなくなってしまっている人も少なくありません。そうした生活習慣は改めて、腸が正常に働ける状況を作ることも腸内環境改善には大切なのです。
ヨーグルトや乳酸菌飲料などで腸内環境を良くすると考えると、カロリーや糖分などがあるのがデメリットになります。特に乳酸菌飲料などはほぼジュースと同じです。
血糖値の事も考えると正直言ってかなり体に悪いです。
ですので、やはりおすすめなのはサプリメントでの摂取になります。ヨーグルトなどよりもたくさんの乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌をデメリットなしで摂取できます。
サプリメントを毎日継続しながらバランスの良い食事をとって、発酵食品とか食物繊維が豊富なものをちょっと多めにするのが良いと思います。
体に重金属や食品添加物など、体に毒素を溜め込んでいると美容にも健康にも私生活でも悪影響なことだらけ・・・。腸内環境を整える事を意識して体の毒素をしっかりと出すようにしていきましょう。
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